2013年2月1日星期五

大統領の座をかけて殴りあう。iOS向け対戦アクション「VOTE!!!」を紹介する「(ほぼ)日刊スマホゲーム通

スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが,「じゃあ,どれが面白いの?」「そもそも,数が多すぎて好みのタイトルが探せない!」と思っている人も少なくないはず。 そんな問題を解決すべく,スタートした連載が「」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで,スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして(ほぼ)毎日お届けする。  オバマ大統領の再選で幕を閉じたアメリカ大統領選挙。今回の大統領選挙は,オバマ大統領とロムニー候補とでかなりの接戦となり,いつも以上の盛り上がりを見せたとか。そんな2人が,実際に戦ったら……という,おバカなノリの格闘アクションが,本日の「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」で紹介するiOS向けの「」だ。 価格は85円(税込)だ  ゲーム画面を見てもらうと分かると思うが,本作は,オバマ大統領とロムニー候補が1対1で殴りあうアクションゲーム。とはいえ,その様子はコミカルに表現されていて,まるで「オレたちひょうきん族」的なノリである。相手をより多く殴ったほうが勝利し,殴った分だけの資金が得られる仕組みになっており,入手した資金に応じてタイトル画面に表示される投票数がアップしていき,ゲームの中で大統領選が展開されるのだ。 タイトル画面では,オバマ大統領とロムニー候補が交互に登場し,自分を使ってくれとアピールする 相手を殴ったり,回避したところをタップしたりすることで資金が獲得できる。獲得した資金に応じて得票数がアップするのだ  出オチの“一発屋ゲーム”かと思いきや,対戦はなかなか本格的。スワイプで攻撃,画面の下中央にあるアイコンをホールドでガード,画面の下左右にある矢印で左右それぞれへのステップが行えるようになっている。スワイプ操作で攻撃しているだけではダメで,相手の攻撃をしっかり回避,アグ,またはガードして,反撃していかないとスコアが伸ばせないのだ。  シンプルな操作性ながらも爽快感があるので,「どこのメーカーが作ってるんだろう?」と調べてみると,「」を開発しているChair Entertainment Groupが「Unreal Engine」を用いて制作していた。これはゲーマー的にも,ちょっと興味を惹かれる点だろう。  本作のようなタイトルが登場するということは,アメリカでは大統領選挙というものが,それこそ一大イベントということなのだろう。現実ではオバマ大統領が再選という結果になったが,ゲーム内ではロムニー候補で大統領になってみるのも面白いかもしれない,uggブーツ。 獲得した資金を使って,コスチュームやアイテムを購入できる 著者紹介:トリスター&馬波レイ  90年代中頃からライターとしてのキャリアをスタートし,セガ系雑誌を中心に記事執筆や取材活動に勤しむ。近年はゲーマガ編集部に所属し編集?ライターとして活動するも2012年に雑誌が休刊。現在はフリーのライターとしてゲームメディアを中心に活動中だ。わかりやすいルールで短時間で楽しめるスマートフォン向けゲームは,昔のアーケードゲームの匂いがして好きです。
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