2013年2月23日星期六

稲船敬二氏と岩元辰郎氏が「バクダン★ハンダン」に携わったのはどんな判断? 両氏が語る乙女ゲーム,そ

DE BOO」(カネドブー)と「ワルドブー」のデザインはどこから……? 岩元氏:  もともとカネドブーは,稲船さんがデザインしたキャラなんです。それを悪そうにしたのがワルドブーというわけです,arado rmt。 稲船氏:  実はカネドブーは,comceptのマスコットで,会社設立のときに,僕がデザインしたんです。家で“金ドブ”という言葉をキャラクターにできないか考えていて,「ブー」だから豚だな,と。それで会社に来て皆の前で描いて見せたら,シーンと静まりかえってしまって。 (一同笑) 稲船氏:  「可愛いやろ? 可愛いやろ?」と言ったら,ややあってデザイナーの一人が「完成度の低さがいいかもしれません」と。そのデザイナーは,「誰でも真似して描きやすい」という意味で言ったのですが,aion RMT,そのときはすごく馬鹿にされた気分でしたよ(笑)。今では,見慣れて「いいキャラだね」と皆から言われるようになりましたけれど。 カネドブーがデザインされたマグカップ :  “金ドブ”という言葉をモチーフにしたのは,何か意味があるんですか? 稲船氏:  “豚に真珠”ということわざがあるように,豚に宝石を与えても可愛くなるわけじゃないし,もったいないですよね。そんなことをしなくても,豚には豚の可愛さがある。それはゲームにも言えることで,プロモーションばかり派手でも中身がなければどうしようもありません。逆に中身があるなら,それに見合ったプロモーションが必要なんです。  ……例の“金ドブ”発言はそういう意味のものですよ。残念なことに,番組の中では僕が開発費のことで怒っているかのように見えていますけれど,本来はクリエイティブとビジネスについての発言だったんです。 :  ああ,そうだったんですか。 稲船氏:  それでも,そのおかげでネタにされて,こうして仕事になるわけですから,万事オーケーですよ(笑)。 岩元氏:  稲船さんはまさに捨てるとこなし,ですね。 企業が考えるべきなのはクリエイターのブランドを利用したビジネス :  せっかくの機会なので,お二人のゲームにおけるクリエイター観について教えてください。稲船さんはクリエイターとして,ご自身を前面に出してゲームをプロデュースしていますよね。また先ほどのお話でも,もっと岩元さんのタッチを出すべきとおっしゃっていましたが。 稲船氏:  例えばIFさんならIFという企業のブランドがありますけれど,そこにさらにブランドを加えることは悪いことじゃないですよね
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