そんなAIONに興味を持った人の,後悔のない職業選びを手助けするべく,初心者向けクラスガイド【後編】をお届けしよう。
本稿では,クレリック系列/ウィザード系列に含まれる4クラスの特徴や魅力を,コンパクトに凝縮して紹介する。以前掲載した【前編】の記事では,ソードマン系列/ストライダー系列を紹介しているので,あわせてチェックすれば,自分に向いたクラスがきっと見つかるはずだ。
一つは,取得経験値量100%アップの効果が1時間持続する,「ベルディン アミュレット III」。そしてもう一つは,魔族用の「ダリナ ウイング」,天族用の「ガウオンのウイング」だ。ウイングはいずれも,レベル20以上のキャラクターが使用でき,これを装備すれば,最大HP+160,最大飛行時間+20,物理クリティカル防御+28の効果が得られる。
これらのアイテムを入手するには,以下のボタンから「Welcome to AION キャンペーン」特設サイトにジャンプし,特定のキーワードを入力する必要がある。そのキーワードは,次期大型アップデートで実装予定の新クラスの一つ,「メロディウイング」だ。登録ページに飛んだら注意事項をよく読み,所定のフォームでキーワード「メロディウイング」を入力してみよう。
戦場に奇跡と勝利をもたらす者達
「クレリック」「ウィザード」系列の特徴を紹介
クラスガイドの後編となる本稿では,クレリック系列とウィザード系列の,計4種類の2次クラスを解説していく(1次職についてはを参照)。
基本的に,ファイター系列/ストライダー系列よりも“打たれ弱い”という特徴を持つものの,クラスに対応した“魔法”を使いこなすことで,大きな活躍が期待できる。クラスごとの特徴がハッキリしているだけに,「将来的にはこういう活躍ができる」という点もイメージしやすいだろう。クラスの長所/短所を把握したうえで,キャラ育成の方針を立ててみよう。
AIONにおける最もオーソドックスな遊び方は,最大6名パーティで挑戦するインスタンスダンジョンの攻略だが,この際に「キュアウイングは不要」というケースはまずない。“盾役”に関しては,シールドウイングだけでなくソードウイングでも行えるが,ヒーラーに関しては,後述するチャントウイングでは少々厳しいのだ。「パーティ編成時に必ず枠がある」というのは,MMORPGのクラスにとって大きな魅力である。
効果の高いスキルは大抵,再使用時間が長かったり,MP消費量が多かったりというデメリットがあるので,シビアな狩り場でパーティメンバーを支え続けるには,それなりのセンスやテクニックが要求される。
多くのMMORPGにおいて,ヒーラークラスは攻撃能力が劣っているものだが,AIONではそうとも言い切れない。キャラクターを高レベルまで育てて装備品を整えると,準アタッカーといえるくらいのダメージが叩き出せるのだ。それに持ち前の回復能力を組み合わせることで,安定したソロプレイができる。
クラスの基本コンセプトを考えると,攻撃能力に関しては何らかの修正が入りそうなものだが,韓国のアップデート動向を見ても,下方修正が入りそうな気配はない。ソロプレイ向けのコンテンツも充実しているAIONにおいて,現在最も手堅く遊べるのが,このキュアウイングであろう。
チャントウイングの支援スキルを代表するのが“マントラ”だ。これは自分を中心とした一定範囲内にいる味方に対し,支援効果を常時付与するというもの。移動速度アップ,MP回復量アップ,クリティカル発生率アップなど,多種多様なマントラがあり,チャントウイングはこれらの中から,同時に3種類のマントラを発動できる。マントラは,これといった手間もなく継続でき,ほかの行動を妨げないというのがポイントだ。
一つのマントラの効果は微々たるものだが,(自分を含めて)最大6名のメンバーに常時3種類を展開できるのだから,パーティの総合戦力は大きくアップする。
クレリックから派生するクラスということで,回復系スキルもそこそこ扱える。ただし,単体を対象とするHP回復スキルは充実しているのだが,範囲回復系に乏しいため,パーティプレイでメインヒーラーを担当するのは少々厳しい。2?3人の少数パーティならまだしも,フルパーティではサブヒーラー的な立ち位置がやっとだろう。
支援スキルがメインのクラスなので,適当にプレイしていると強さを実感しにくく,器用貧乏な印象を受けるかもしれない。しかし臨機応変に立ち回れば,どんな状況でも活躍できる便利なクラスでもある。
また見方を変えると,とりあえずマントラを使っておけば,確実にパーティに貢献できるので,細かな操作が苦手だという人でも,比較的気楽にプレイできるだろう。
スペルウイングが瞬間的に与えられるダメージは文字どおり“桁違い”で,全クラス中ぶっちぎりのトップだ。先制攻撃に成功すれば,練りに練ったスキルコンボを叩き込むことで,同格以上の敵を瞬殺するのも不可能ではない。
しかし,強力な攻撃スキルは得てしてMP消費量が大きく,使用後のクールダウンタイムも長い,DQ10 RMT。そのため息切れしやすく,フルパワーで連戦するのはかなり難しい。しかも装備できる防具がローブ系ということで,防御力は全クラス中でも最弱。強さと脆さを併せ持った,ピーキーなクラスというわけだ。
あるいは逆に開き直り,仲間と相談したうえで,仲間からのサポートを前提とした戦術をとってみるのも良いかもしれない。シールドウイングを筆頭に,多くのクラスがサポート用のスキルを持ち合わせており,これらを組み合わせた戦術で乗り切れるケースもあるのだ。少なくともスペルウイングが与えられるダメージは,数多くの欠点を補って余りある魅力である,FF14 RMT。
攻撃スキルばかりに目が行ってしまいがちだが,スペルウイングは敵を寝かしつけて無力化する(クラウドコントロール)ことも得意で,大量の敵にからまれたときなどにも頼りになる存在だ。ちなみに寝ている敵は,僅かでもダメージを受けると起きてしまうので,ほかのクラスを使っている人(特に範囲攻撃持ち)は気をつけよう。
この精霊は共に攻撃してくれるだけでなく,種類によってさまざまなスキルを使用可能だ。ダメージを肩代わりしてくれたり,補助魔法をかけてくれたり,マイキャラとHPを融通し合ったり,アイテムのドロップ率を上げたりと,そのジャンルは幅広い。
マイキャラ自身の戦闘能力に関しては,たとえばスペルウイングのように瞬間的に大ダメージを与えることは苦手なものの,状態異常と継続ダメージ(いわゆるDoT)が大の得意。それらの中でも,敵に恐怖を植え付けて完全に無力化し,短時間一方的に攻撃できる“フィア”は,切り札といえるスキルだ。
これらのスキルを駆使して,相手をじわじわとなぶり殺しにするのがスピリットウィングというクラスである。1対1のPvPでは,“ハメ”に近い状況を作り出すことも可能だ。
ペットクラスということで元々ソロプレイは得意だが,一方のパーティプレイにおける需要も高まり,なかなか面白いバランスになっている。
とはいえ習得スキルは独特なモノが多く,ペットの行動指示も行わなければならないため,覚えることは多めだ。十分な見返りがあるとはいえ,どちらかというとベテラン向けのクラスといえるだろう。
本稿に掲載している各スクリーンショットを拡大してみると分かるが,ハイレベルになるとスキルスロットやアイテムのショートカット登録数が40?50以上に達するのは当たり前である(実はこれでも全然足りない)。状況に応じて,これらの総てを瞬時に使い分ける必要があるのが,AIONというMMORPGだ。
スキルの使いどころやコンビネーションなど,クラスごとの戦術のバリエーションは非常に豊富で,とくに対人戦闘に関しては,日々さまざまな研究結果が報告されている。これらをひっくるめたキャラクター育成の奥深さは,国内でサービスされているMMORPGを見渡しても突出しているように思える。
今春に実装が予定されているAIONの次期大型アップデート「Episode 4.0」では,現在ある8クラスに加え「バレットウイング」「メロディウイング」が登場する。レベルキャップの開放も予定されており,キャラクター育成の面白さはまだまだ広がっていきそうだ。本作をまだ未経験だというMMORPGファンは,ぜひこの機会に,終わりなきAIONの世界へ飛び込んでほしい。
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